白河市議がストーカー、パワハラか 辞職勧告決議案提出へ

 

 白河市職員にストーカー行為やパワーハラスメント行為をしたとして、同市の男性市議に対する議員辞職勧告決議案が市議会に提出される見通しであることが16日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、男性市議は特定の職員に個人的な手紙を渡して返事を求めたり、職員の自宅に手紙やプレゼントを届けたりするストーカー行為をしたほか、業務中の職員に対面や電話越しで怒鳴りつける威圧的な言動があったという。

 男性市議は福島民友新聞社の取材に対して「手紙などについては、職員に謝罪したくて連絡した。(言動については)ハラスメントではなく注意したつもりだった」と弁明した。

 関係者によると、一部市議が3月5日に政治倫理審査会を設置し、男性市議についての調査を開始。今月16日の市議会全員協議会で審査会の内容が報告されたという。議員辞職勧告決議案は、24日に開かれる市議会の臨時会に議員発議で提出される予定。