聖光女子野球部が初陣 東北リーグ「悔しさをばねに頑張りたい」
今月創部した聖光学院高の女子硬式野球部は20日、仙台市のスリーエム仙台港パークで行われた東北地区女子硬式野球リーグ戦で、初の公式戦に挑んだ。試合には敗れたが、主将の水野心さん(1年)は「日本一に少しでも近づけるよう、悔しさをばねにして頑張りたい」と躍進を誓った。
同部はこの日2試合を行い、惺山(せいざん)高(山形県)に0―12、クラーク記念国際高(宮城県)には1―11でいずれも五回コールド負けした。ナインは強豪校の長打力や経験の差に翻弄(ほんろう)されながらも、先発の水野さんが初回を無失点で抑えたり、入山咲桜(さくら)さん(1年)が左翼への適時二塁打で初打点を決めるなど健闘した。
試合を終え、松崎克哉監督は「トップレベルのチームの胸を借りて試合ができて良かった。公式戦を通じて選手の特性を確認できた」と収穫を口にした。
同リーグには学法石川高女子硬式野球部も出場しており、5月5日には聖光学院高との県勢対決が行われる。
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