原因不明のまま調査終了 福島市選管の開票集計ミス

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 参院選福島選挙区の福島市の開票作業が集計ミスなどで大幅に遅れた問題で、同市選管が行った集計担当職員への聞き取り調査でミスの原因が特定されなかったことが15日、市への取材で分かった。市選管はこれ以上の調査は行わない考えで、今後はミス防止の対策を強化するとしている。

 10日の開票作業では、100票ずつまとめるはずの投票用紙の束の一つが98票と、2票足りない集計ミスが発覚。市選管は原因究明のため、計数作業と、束の中に別の候補者が交ざっていないかを調べる「混票確認」作業担当の職員計45人に聞き取りを行った。15日までに全員の聞き取りを終えたが、ミスの原因は判明しなかったという。

 市選管はこれ以上は原因特定が困難として調査を終える方針で、ミスの根本的な原因は分からない見通し。

 票の数え間違いは11日未明、投票者数と投票用紙の枚数が合わないとして行われた投票用紙の再集計で発覚した。その後、有権者が持ち帰った「持ち帰り票」があることも判明し、職員間の情報伝達不足も露呈した。投票用紙の数え直しにより、同市の開票終了時間は当初の予定より2時間以上遅れた。