【聖光学院12連覇・雪辱の夏(下)】潜在能力引き出す斎藤監督

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甲子園に向けて練習を再開した聖光ナイン

 夏の甲子園出場を決めた聖光学院ナインは福島大会12連覇達成から3日たった25日、伊達市にある聖光学院高の野球部グラウンドで練習を再開した。

 選手は午前と午後の2回、打撃練習とウェートトレーニングに汗を流した。26日以降は守備練習なども行われる予定。甲子園メンバーは27日に発表される。

 100回記念大会となる夏の甲子園には史上最多の56校が出場する。25日までに、聖光学院を含めて32校が出場を決めており、創成館(長崎)興南(沖縄)など聖光学院と対戦経験のある強豪校も名を連ねる。

 聖光学院の夏出場は15度目で、通算成績は19勝14敗。過去最高はベスト8が4回と「8強の壁」を超えられずにいるが、斎藤智也監督が「高い潜在能力を発揮できれば(日本一の)可能性がある」と期待を込める。

 斎藤監督は今年のチームを「結果が出てきすぎた世代」と表現する。初陣となった昨秋の県大会、東北大会ともに勝ち上がり、今春も6年ぶりに東北大会を制した。公式戦で敗れたのは昨年の明治神宮大会と春の選抜大会(センバツ)の2敗のみと抜群の成績を誇る。

 原動力となっているのは打撃力。ここ5年で1点差の接戦が続いた福島大会決勝も17安打15得点と打線が爆発した。加えて守備力も1試合平均1.3点台と安定。「プレッシャーもあるが、わくわく感もある」と指揮官が口にするほどだ。

 ただ甲子園を勝ち抜くには投手陣の出来が鍵となる。センバツの敗退は先発投手の初回の大量失点、接戦となった福島大会準決勝は継投投手の制球が定まらなかったことが要因だ。先発、継投でどの投手をマウンドに送り出すか、春夏通じて20度目の甲子園に挑む指揮官の手腕に懸かっている。

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