「第100回・夏の甲子園」開幕 聖光学院ナイン堂々の入場行進

 
県代表として堂々と入場する聖光学院ナイン=甲子園球場

 第100回全国高校野球選手権記念大会は5日、皇太子さまを迎えて兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。聖光学院を含め史上最多の56校が出場。近江(滋賀)の中尾雄斗主将が「最も熱い本気の夏にすることを誓います」と選手宣誓した。

 星稜(石川)出身で、プロ野球巨人や米大リーグのヤンキースで活躍した松井秀喜さんが開会式後の始球式に登場。大きな拍手の中、マウンドに立ち「甲子園への感謝の気持ちを込めて投げました」と語った。

 今大会の開会式では、熱中症対策として、選手やプラカード係の高校生が小型のペットボトルを携帯して入場行進し、聖光学院は49番目に登場した。式典中には異例の水分補給の時間が設けられた。

 第1回大会は1915年に全国中等学校優勝野球大会として開催され、今回で100回目の節目を迎えた。今春の選抜大会を制した大阪桐蔭(北大阪)は史上初の2度目の春夏連覇を狙い、前回覇者の花咲徳栄(北埼玉)は史上7校目の夏2連覇を目指す。順調に日程を消化すれば、21日に決勝が行われる。

 聖光学院は大会第7日(11日)の2回戦第3試合で報徳学園(東兵庫)と対戦する。午後1時開始予定。

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