学法石川、33年ぶりセンバツ 春夏通算13度目

 
33年ぶり4度目のセンバツ出場が決まり、喜びに沸く学法石川ナイン=26日午後、石川町

 第96回選抜高校野球大会(3月18日から13日間・甲子園球場)の出場32校を決める選考委員会が26日、大阪市で開かれ、学法石川が東北地区の一般選考枠で出場を決めた。学法石川は春夏通じて13度目の出場で、春は1991年以来、33年ぶり4度目。県勢のセンバツ出場は2022年の聖光学院と只見以来、2年ぶり。

 学法石川は昨秋の県大会で自慢の打線を武器に勝ち上がった。準決勝で敗れたものの、3位決定戦で勝利し、本県第3代表として東北大会に臨んだ。

 昨年10月の東北大会では、1回戦で盛岡中央(岩手)に逆転勝ちして勢いに乗ると、2回戦では聖和学園(宮城)、準々決勝では金足農(秋田)と各県の第1代表と対戦。粘り強い守りから少ない好機を確実に生かして競り勝ち、96年以来の4強に進出した。準決勝では八戸学院光星(青森)に0―1で惜敗したが、その戦いぶりが評価され99年夏以来、25年ぶりとなる甲子園出場を決めた。

 今大会から東北地区の一般選考枠は1枠増え、3校が選出された。第1回開催から100年を迎える大会の組み合わせ抽選会は3月8日に大阪市で開かれる。

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