甲子園の地で輝け! 学法石川ナイン、大阪入り 現地で激励会

 
本林会長(左)から激励を受ける学法石川の選手たち=大阪市

 第96回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園球場)に出場する学法石川ナインは12日、福島空港から現地入りした。同空港で出発セレモニーが行われ、主将の小宅善叶(よしと)(3年)が「地域の人や支えてくれる人に恩返しするため挑戦者の気持ちで戦いたい」と決意を語った。

 式では、杉尾俊一全日空(ANA)仙台支店長が「練習の成果を発揮し、勇気と感動を与える活躍を期待している」と激励した。小宅と佐々木順一朗監督がANAエアサービス福島の職員から花束を受けた。

 学法石川は大会第2日(19日)の1回戦第3試合で高崎健康福祉大高崎(群馬)と対戦する。小宅は「粘り強く守って1点をもぎ取る野球をしたい。甲子園で一回でも多く校歌を歌いたい」と述べ、佐々木監督は「調子は上がっている。走攻守全てにレベルが高い相手だが、初戦に全力を注ぎたい」と力を込めた。

 関西県人会がエール

 関西福島県人会は12日、学法石川が宿泊する大阪市のホテルで激励会を開き、ナインの健闘を祈った。

 会員ら約20人が出席。本林博子会長が「33年ぶりの吉報は明るい話題となった。甲子園の地で輝いてほしい」とあいさつ。佐々木監督が「まだまだ力は足りないが、期待に応えられるように精いっぱい戦う」と抱負を述べた。ベンチ入りする選手がそれぞれのポジションや甲子園での意気込みを語った。

 平野景子副会長が主将の小宅に花束を手渡し、エールを送った。

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