学法石川ナイン、実戦形式練習 センバツ向け京都で2時間、汗流す

 
シート打撃で快音を響かせた渡辺=京都府

 第96回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園球場)に出場する学法石川ナインは13日、京都府内のグラウンドで約2時間、実戦形式の練習などに汗を流した。

 走者二塁など試合状況を設定したシート打撃で2打席連続で三塁打を放った渡辺大世(3年)は「理想の打球だった。スイングの切れがあってひと冬の練習の成果が出ている」と充実した表情を見せた。フリー打撃にも臨み、速球対策として打撃投手にマウンドの約2メートル前から投球させた。

 投手陣はキャッチボールや投球練習で調整した。左腕佐藤翼(2年)はブルペンで苦手意識があるという左打者を想定して投げ込んだ。佐藤は「左打者への内角のスライダーが抜ける点を修正していく」と闘志を燃やした。

 初戦は大会第2日(19日)の1回戦第3試合で高崎健康福祉大高崎(群馬)と対戦する。午後2時開始予定。

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