『福島の酒』ブランド化、販路拡大へ 内堀知事がNYセールス

 

 内堀雅雄知事は21日の定例記者会見で、全国新酒鑑評会で本県の金賞受賞銘柄数が史上初の6年連続日本一となったことを受け「私自身が福島の酒の魅力を国内外に発信していく」と述べ、県産日本酒のブランド化と販路拡大が重要と強調した。

 内堀知事はブランド化について「まだまだ福島の酒の知名度が高いとはいえない。風評払拭(ふっしょく)も課題で、福島の酒の魅力を効果的に発信しながらブランド力を向上させることが重要」と述べた。

 販路拡大に向けては、全国的に日本酒の消費量が減少しているとし「本県の出荷量も同様の傾向。日本一の福島の酒の振興を図るには売り上げに直結する販路拡大が大切」と述べ、今月下旬に訪問する米ニューヨークで流通関係者にトップセールスするとした。