純米吟醸酒「天の希」4月6日発売 富岡産米100%使用

 
富岡産米を使った日本酒「天の希」をPRする関係者

 富岡町産の「天のつぶ」を100%使った純米吟醸酒「天の希(き)」の新酒が完成した。4月6日から町内外の店舗で販売されるほか、同6、7の両日に町内で開かれる「夜の森桜まつり2024」の物販ブースでも販売する。

 富岡町商工会が町の新たな特産品として企画し、醸造は6度目。喜多の華酒造場(喜多方市)が醸造した。アルコール度数は16度。生原酒と火入れの2種類あり、計1898本を販売する。価格はいずれも720ミリリットル1760円。

 25日は町役場に町商工会の遠藤一善会長と大和田剛副会長、町観光協会の滝沢一美事務局長らが訪れ、山本育男町長に完成を報告した。遠藤会長は「町の盛り上げにつなげたい」、山本町長は「富岡の魅力発信に期待している」と語った。

 町内の取り扱いは町観光協会やコンビニ、スーパーなど。町外は道の駅ならは(楢葉町)、JA福島さくら「あぐりあ」、市の沢小林酒店(郡山市)、双葉町産業交流センターなど。問い合わせは町商工会(電話0240・22・3307)へ。