杯重ねて語り合う「車座夜会」 南会津で地酒堪能、魅力再発見

 
県産の日本酒で乾杯する参加者ら

 全国新酒鑑評会で金賞受賞数6年連続日本一を達成した本県産日本酒を堪能する「ふくしまの酒 車座夜会」は25日、南会津町のちょっ古蔵(こら)で開かれ、参加者が地酒を堪能した。

 ふくしまの酒車座夜会実行委員会の主催、福島民友新聞社の共催。全国新酒鑑評会で金賞を受賞した同町の国権酒造の細井信浩、会津酒造の渡部景大両社長をゲストに招いた。福島民友新聞社から柳沼幸男専務が出席した。

 参加者は、細井、渡部両社長から酒造りへのこだわりなどを聞きながら杯を重ね、あらためて本県の酒をはじめとした食の魅力を確かめていた。

 「ふくしまの酒 車座夜会」は16日に会津若松市でスタート。南会津町は2会場目で、今後県内5会場で開かれる。

 次回以降の参加希望は、電話で住所、氏名、年齢、連絡先を伝えて申し込む。各会場20人(先着順)。時間は午後6~8時。参加費5000円(当日支払い)。金賞受賞数6年連続日本一達成を記念した限定のオリジナル酒升がプレゼントされる。申し込み、問い合わせは事務局の福島民友新聞社広告局(電話024・523・1457、平日午前10時~午後5時)へ。

 【今後の日程とゲスト】11月8日=渡辺酒造本店・渡辺康広さん(郡山市・居酒屋しのや郡山桑野店)▽同15日=有賀醸造・有賀義裕さん(県酒造組合会長、白河市・梅寿)▽同21日=四家酒造店・四家久央さん(いわき市・魚処・炉ばた焼 寿々花)▽同29日=夢心酒造・東海林伸夫さん(喜多方市・弦や)▽12月5日=人気酒造・遊佐勇人さん(福島市・幸味亭)