「試験操業」魚種51種 本県漁業、ヒラメの早期開始を願う

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 本県漁業の本格的な再開に向け、流通やモニタリング体制の確認を行う試験操業の対象魚種は8月現在、底引き網漁法で漁獲する魚種を中心に51種となっている。魚種の拡大が進んでいるが、県漁連は「漁法により漁獲する魚種が異なるため一概には言えないが、沿岸部の小型船で扱うヒラメやカレイ類の操業ができるかが今後の大きな課題の一つ」と話す。

 現在、試験操業海域となっているのは、底引き網では水深120メートル以深の海域。沿岸部漁場の主力のヒラメは震災前からブランド化を進め、放流活動なども定期的に行い「県産ヒラメ」のPRを積極的に進めてきた経緯があり、関係者は早期の試験操業開始に期待する。

 船引き網漁法では小魚のコウナゴ、シラスの試験操業が行われている。シラスはカタクチイワシの稚魚で、陸地から約10キロ未満の沿岸部で漁獲される。震災前はいわき市漁協の船引き網漁の主力魚種だった。同市沿岸部では、8月26日に約4年ぶりに漁が再開された。