東日本大震災12年3カ月特集
東京電力福島第1原発事故で散り散りになった避難者の実態を把握し、どのように支えていくかは時間がたつにつれて解決の難しさが増す課題の一つだ。避難者の孤立化には新型コロナウイルスの影響も密接に関わる。発足1年を経た「避難者地域支援コーディネーター」の活動から求められる支援の在り方を考えた。
- 「集まる機会つくってほしい」 コロナ禍で交流減、孤立感深める
- 「集会所に常駐」生の声拾う いわき、避難者交流へ新たな環境
- 「孤立対策」垣根越え連携 三春、避難者と町民集まれる場所を
- 復興公営住宅入居率84% 福島県内6293人、県外2万1101人避難