福島民友新聞記者、取材の極意 ふたば未来高で「聞く力」養う授業
ふたば未来学園高は21日、同校が取り組む演劇を通じた教育の一環として同校で新聞記者から取材のこつを学ぶ授業を行い、生徒が地域で行うフィールドワークを前に「聞く力」を養った。
同校では、1年生が「ふたばの教育復興応援団」を務める劇作家の平田オリザさんを講師に、復興などをテーマにした演劇制作に取り組んでいる。生徒らは今後、演劇の脚本作りに向けた校外フィールドワークで復興などに携わる人から話を聞く予定で、事前にプロから取材の方法などを学ぼうと開いた。
福島民友新聞社の白坂俊和報道部主任と辺見祐介ふたば支局長が講師を務めた。白坂主任らは「取材相手のことを理解した上で質問を考えよう」「予想していなかった答えの中にこそ面白さがある」など、約110人の生徒を前に取材の極意を伝えた。その後、生徒らが2人のアドバイスを受けながら取材先への質問などを改めて考えた。
演劇は取材を経て脚本作りに取り組み、来年1月に発表する。
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