記事まとめ見出し付け挑戦 伊達小でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
読解力クイズに挑戦する児童

 福島民友新聞社は15日、伊達市の伊達小で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開いた。児童は新聞を広げて、情報の集め方や伝え方などについて学んだ。

 5年生72人が参加。プロジェクトの遠藤祐二事務局長が講師を務め、スポーツなど身近な話題を例に新聞記事の構成や見出しについて解説した。遠藤事務局長は「身の回りの出来事に興味を持って、自分で調べて家族や友達などたくさんの人と意見を交換しよう。深めた情報を知識にすることが大事」と呼びかけた。

 児童は読解力クイズや実際の本紙の記事を題材にした「見出し付け」に挑戦。記事から読み取った情報を要約して、工夫を凝らした見出しを発表した。受講した川端真覇(しんば)さん(11)は「読む力は伝える力につながることが分かった。新聞や本をたくさん読むようにしたい」と話した。