読み方学び、新たな視点 会津稽古堂でまなぶん・新聞ふれあい講座

 
新聞をめくり、興味のあるニュースを読む参加者

 福島民友新聞社は14日、会津若松市の会津稽古堂で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開いた。参加者が新聞の読み方や見出しの付け方などを学んだ。

 稽古堂が主催する生涯学習講座の一環で「新聞から学ぶSDGs」をテーマに開かれ、講座の受講者が参加した。プロジェクトの羽鳥拓貴講師が新聞の特徴を「見出しは記事の内容を簡潔に、分かりやすく伝えている。記事は重要な部分から先に書くことが大切」などと解説した。その後、参加者は実際の記事に見出しを付ける手順を体験した。

 持続可能な開発目標(SDGs)について考える講義も行われた。参加者は新聞を読んで付箋を貼るなどして、SDGsにつながるニュースを探した。参加した山田由紀さん(54)は「新聞の読み方を学び、新しい視点で読むことができた」と話した。