新聞でSDGs学ぶ「短時間で多くの情報」 糠沢小でまなぶん講座

 
新聞を読んでSDGsに理解を深める児童

 福島民友新聞社は4日、本宮市の糠沢小で「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」を開いた。児童が新聞を活用しながら持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けた取り組みや課題などを学んだ。

 6年生約20人が参加。プロジェクトの遠藤祐二事務局長が講師を務め、SDGsの仕組みや各項目の内容を解説した。新聞とSDGsの関わりについて、遠藤事務局長は「新聞にはSDGsにつながる出来事や取り組みをまとめた記事が多くある。興味を持った内容を自分で考え、深めていくことが大事」と説明した。

 児童は本紙からSDGsに関係する記事を探して付箋を貼り、記事から学んだ情報を発表した。受講した小野智椰(ともや)さん(12)は「SDGsは自分で考えて行動することが大事と学んだ。新聞からは短時間で多くの情報が得られると感じた」と話した。