18歳選挙権の意義学ぶ 学法石川高で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
福島民友新聞に目を通す生徒ら=14日、石川町・学法石川高

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」が14日、石川町の学法石川高で開かれ、2年生約300人が18歳選挙権の意義や新聞の役割などを考えた。

 同プロジェクト事務局の渡辺順事務局長が講師を務め「主権者教育」をテーマに講義した。渡辺事務局長は「主権者教育は社会参加のための知識、情報、技術、習慣を身に付けること。新聞を開けば多くの発見があり、主権者教育の教材といわれている」と説明。町が自由民権運動発祥の地の一つとなっていることを挙げ、「石川の人たちは自分たちの民意を政治や社会に反映させようと命を懸けた」と強調し、「さまざまな情報に触れ、それを見極める力をつけよう」と語り掛けた。

 生徒らは選挙に関するクイズに挑戦したり、配布された同日付の福島民友新聞などを読み、投票することの大切さを学んだ。