読解力の大切さ紹介 白河・五箇中で「まなぶん・新聞ふれあい講座」
福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」が17日、白河市の五箇中で開かれ、1~3年生36人が新聞の役割や読解力を身に付けることの大切さを教わった。
同校卒業生で本社報道部の鈴木健人記者が講師を担当。昨夏の猛暑を受けて県立校に設置されるエアコンや神奈川県の東名道で起きた事故をきっかけに取り締まりが強化されたあおり運転の記事を取り上げ、社会の問題点や改善策を報道する記者の仕事を説明した。
また、活字離れを背景に子どもの読解力が低下している現状を紹介。「文章を読み、意味や意図を正しく理解する習慣づけをしてほしい」と呼び掛けた。
プロジェクト事務局の渡辺順事務局長は新聞を活用して自分の判断基準を持つ大切さを強調。同校の生徒(1年)が新聞に目を通す生徒をカメラで撮影して新聞製作に協力した。
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