新聞の活用法を解説 南会津・田島高でまなぶん・新聞ふれあい講座
福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」が24日、南会津町の田島高で開かれた。生徒が新聞の活用法や成人年齢の18歳引き下げについて理解を深めた。
同プロジェクトの渡辺順事務局長が講師を務め、3年生34人が参加した。渡辺事務局長は新聞とニューメディアの違いやそれぞれの特性、新聞を毎日読むことで情報や知識を身に付ける重要性を解説した。配布した本紙を参考に「新聞を広げると世界が広がる。(18歳から)権利が与えられるが責任を負うことも忘れないで」と述べた。
生徒は選挙に関するクイズに挑戦したほか、投票の意義、インターネット上で買い物をする際の注意点などについても学んだ。仲川結登さん(18)は「進路や選挙など大人として自分で判断することが増えてくる。新聞の情報を活用できるようになりたい」と話した。
実施校、随時受け付け
福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。
講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1472、平日午前10時~午後5時)へ。
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