情報収集、広がる視野 福島県警察学校でまなぶん

 
新聞が完成するまでの過程などに理解を深めた初任科生たち

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」は14日、福島市の県警察学校で開かれ、初任科生短期課程の約50人が仕事に役立つ新聞の活用法などを学んだ。

 「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」の遠藤祐二事務局長、羽鳥拓貴講師が新聞の特色や特性、新聞が届くまでの一連の工程などを紹介。遠藤事務局長は「新聞には警察官として働く上で、情報を収集し多角的な物事の見方につながるヒントが詰まっている」と話した。

 福島民友新聞社の影山琢也社会部キャップも講師を務め原稿を書く際の注意点や取材体験談、社会部記者の一日の動きなどを説明。重要な部分を先に書く「逆三角形」など新聞記事の特徴的な書き方も解説した。

 遠藤大樹さん(27)は「記者の仕事や新聞社の仕事に触れたことがなく、貴重な時間だった」と話した。