【フロム・リオ】「次は東京だね」 各国報道関係者から期待の声
「次は東京だね」「楽しみにしてるよ」。開催期間中、競技会場などで各国の報道関係者と出会い、期待の声を掛けられた。本県から来たことを告げると、震災や原発事故の現状に対する質問もされた。
取材でリオデジャネイロを訪れた報道関係者は2万人以上。4年後の東京五輪も世界に情報発信する絶好の場になる。一方で原発事故が収束しないまま、五輪が開催されることに複雑な心境の県民もいるだろう。「反対の気持ちもあるが、この機会を利用して福島をアピールしたい」。現地で郷土芸能「じゃんがら念仏踊り」を披露したいわき市民の言葉が印象的だった。
五輪で脚光を浴びるのは東京だけではない。リオでブラジル国内の社会問題が取り上げられたように、各国メディアはさまざまな視点で取材に当たる。本県に足を運んでもらい、実際に見た光景を伝えてもらえるかもしれない。仕事をする人が減っていくメインプレスセンターで考えを巡らせた。
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