福島大生が日本酒「新酒仕込み」挑戦 金水晶酒造店で小山ゼミ

 
釜にコメを入れる学生たち

 昨年度に続き日本酒造りに取り組んでいる福島大経済経営学類の小山良太ゼミの学生が12日、福島市松川町の金水晶酒造店で新酒の仕込み作業に挑んだ。

 県産米の魅力を向上させようと取り組む「おかわり農園プロジェクト」の一環。2、3年生17人が参加した。同社の斎藤美幸社長らに教わりながら、コメの手とぎや蒸すためにコメを釜に入れる作業などを行った。日本酒造りの工程も学んだ。

 コメは学生が松川地区の農家の協力で田植えから収穫まで関わった五百万石を使用。「純米吟醸」約2000リットルが来年2月中旬に出来上がる予定。四合瓶(720ミリリットル)と300ミリリットル瓶で販売する。