「鹿狼山」の新酒発売 新地の特産、試飲会で味わい確認

 
発売開始した「鹿狼山」の新酒

 新地町特産の純米吟醸酒「鹿狼山」の新酒が、町内の酒店やコンビニを中心に販売開始された。同町の鹿狼の湯で試飲会が開かれ、関係者が今年の出来に舌をうならせた。

 「鹿狼山」は同町商工会が中心となって1995(平成7)年に開発。町で収穫したコメ「ひとめぼれ」を掛米に使い、会津坂下町の曙酒造が製造している。

 試飲会には約30人が参加。

 「鹿狼山」を酌み交わし、風味豊かな味わいを確かめた。町特産品振興協議会の後藤顕一町商工会長が「観光協会と連携し細く長く愛されるよう努めたい」とあいさつ。大堀武町長、菊地正文町議会議長が祝辞を述べた。

 価格は720ミリリットル入り1540円、1.8リットル入り2780円(いずれも税込み)。

 問い合わせは新地町商工会(電話0244・62・2442)へ。