ふくしまの酒、有楽町駅前で利き酒販売 24日まで10蔵元振る舞う

 
日本酒の魅力を伝える鶴蒔さん=東京・JR有楽町駅前

 全国新酒鑑評会の金賞受賞数「9回連続日本一」のブランドを確立した福島県産日本酒の魅力を発信するイベント「ふくしま日本酒利き酒販売」が22日、東京・JR有楽町駅前で始まった。24日まで。

 福島県の主催で、30日まで都心部で展開している県産食材や特産品などのPRイベント「まるごとふくしまウィーク」の一環。本県の日本酒の魅力を発信する「2022 Miss SAKE 福島」を務める鶴蒔かれんさん(24)=福島市出身=らが浜通り、中通り、会津の10蔵元の金賞受賞酒を含む各銘柄を来場者に振る舞った。

 試飲した上で日本酒を購入した70代女性は「もともと福島の酒のおいしさは知っていたが、改めて品質の高さを実感した。好みの純米酒も素晴らしい酒ばかりそろっている」と太鼓判を押した。鶴蒔さんは「大勢の利用があり知名度は間違いなく高まっている。蔵元ごとに異なる日本酒の魅力を伝えたい」と話した。