パリ最高級ホテルのイベント、大七酒造の日本酒提供

 
クリヨンで5日行われたディナーイベントに出席した太田社長(奥左)

 仏国パリの最高級ホテル「オテル・ドゥ・クリヨン」は15日まで、大七酒造(二本松市)の日本酒や酒かすを使用したメニューを館内各所で展開中の日本酒イベントで提供している。

 「日本酒の日」の10月1日に合わせて開催した。同ホテルで日本酒に特化したイベントを開催するのは初めて。同ホテルは2017年のリニューアルオープン時に、同ホテルソムリエ長で仏の日本酒権威の一人、グザビエ・チュイザ氏の指揮の下、日本酒を欧州ワインと同等と位置付けて通常のワインメニューに掲載。大七酒造の看板商品「箕輪門」などを取り扱っている。

 太田英晴社長は5日、チュイザ氏が厳選した飲料ブランドを特集したディナーイベントに出席。箕輪門などと高級仏料理を提供する夕食を堪能した。太田社長は「クリヨンから、大七は日本酒のユニコーン的な存在(非常にまれな、ずば抜けた存在)と紹介いただいた。皆さんが心から感動してくださってうれしく思った」と振り返った。