福島県産酒、新橋で乾杯 「酒まつり」54蔵元104銘柄出展

 
県産日本酒を堪能する来場者=東京・新橋

 県産日本酒のPRイベント「ふくしまの酒まつり」が12日、東京・新橋で開幕し、来場者が全国新酒鑑評会の金賞受賞数「9回連続日本一」のブランドを確立した酒の味に酔いしれた。13日まで。

 県の主催。県産日本酒の魅力の発信と消費拡大につなげようと、2016年から開催している。開幕式典で内堀雅雄知事は「復興に向けて頑張っている。福島の酒とともに応援してほしい」と呼びかけた。

 JR新橋駅前SL広場に設けられた会場には県内54蔵元の104銘柄が用意され、仕事帰りの会社員らが飲み比べを楽しんだ。都内在住の50代男性は「味わいも香りも芳醇(ほうじゅん)で、浜通り、中通り、会津のどの地域の酒を飲んでも間違いなくおいしい」と舌鼓を打った。

 県は12、13の両日で約3千人の来場を見込んでいる。13日は午後3時~同8時。