6蔵元新酒「高い品質」 郡山で持寄会、大吟醸など出来栄え確認

 
お互いの日本酒の味を確かめる酒造関係者ら

 郡山酒造協同組合は7日、郡山市の同組合で本年度の新酒持寄会を開き、参加者が新酒の出来栄えを確認した。

 組合の6蔵元が参加。純米大吟醸、大吟醸、純米吟醸などの種類で、各蔵が3点以上を出品した。県酒造組合の鈴木賢二顧問、県ハイテクプラザ会津若松技術支援センター醸造・食品科の高橋亮主任らが審査し、各蔵元に新酒鑑評会に向けた対応や今後の貯蔵管理などをアドバイスした。

 同日は同市の郡山ビューホテルアネックスで懇親会も行われ、出席者が新酒を飲み比べた。高橋主任は「それぞれ高い品質で仕上がっている。バラエティーに富んでいるのが郡山地域の特徴だ」と話した。渡辺康広郡山酒造協同組合理事長(渡辺酒造本店)は「米が硬いことや暖冬などさまざまな状況はあったが、それぞれ最大限の対応をとって例年通りの仕上がりになった」と話した。