インプラント治療

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 欠かせないメンテナンス

 「食べられる物に制限があって、食事がおいしくない」と言う83歳の患者さんが来院しました。また、「口の中がパサパサしていて乾燥しやすい」との訴えもありました。

 その患者さんは、自分の歯も何本か残っていたのですが、義歯に不具合がありよくかめないということでした。

 その後、患者さんがインプラント(専用の金属体をあごの骨に埋め込み、その上に土台とかぶせ物を装着する治療方法)を用いた固定性のブリッジの処置を希望したため、治療計画を立てました。

 全ての治療を終え、定期的な健診を受けていただくことを約束しました。この方の場合、唾液の分泌量が著しく少ないこともあり、口の中が乾燥することで歯の周りの炎症を起こしやすく、インプラント装着後のメンテナンスが欠かせません。その後、毎月きちんとチェックに来院してくれています。

 インプラント治療は健康保険の適用はされず、また全身状態や口の中の状態により、この治療ができない場合もありますが、失った歯を補うための処置として義歯と並び有効な治療といえます。

 そして、現在86歳になったこの患者さんは、70代女性でも20秒間できる人は5分の1程度といわれている片足立ちを、60秒以上できたと話していました。身体機能も向上し、若返ったようです。

(県歯科医師会)