歯周病検査

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◆溝が4ミリ超えると治療  

 歯科医院で診察を受けるとき、細い針状の器具を歯肉と歯の間に入れて、「2」や「3」と数字を言っているのを聞いたことがあると思います。これは、歯肉の腫れや歯の周りの骨が溶けて無くなっていないかを検査する歯周病の検査です。レントゲン撮影とともに行う場合が多いです。

 「2」や「3」といった数字は、歯と歯ぐきの間にある「歯周ポケット」または「歯肉溝」と呼ばれる溝の深さを計測している数字で、ミリ単位で計測しています。

 一般的に正常な場合は3ミリ以下の値です。歯を支えている骨が溶けて無くなると、歯と歯ぐきの間の溝の深さを測る器具が深くまで入り、その数字はより大きくなります。4ミリを超えると中等度の歯周病の可能性があり、治療が必要なレベルと考えられます。

 6~8ミリになると抜歯の必要性も出る重度の歯周病の可能性が高まり、腫れたり歯がぐらついてきたり痛みが出てくるレベルです。定期的に検査を受け、より軽度な状態で治療を開始することが重要です。

 数値が3ミリや4ミリで「正常」または「軽度」と判断される場合で、その時点で周りの骨が溶けていなくても、歯肉が腫れて炎症を起こしている場合もあります。この状態を放置すれば、いずれは進行し骨が溶けてしまう危険があります。むし歯同様、歯周病の安定は非常に重要です。治療を受ける際は、この数字にも注目してください。

(県歯科医師会)