いわきのラトブに期日前投票所 参院選、若者の投票率向上へ

 

 選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられる改正公選法を受け、いわき市選挙管理委員会は7月10日投開票で行われる参院選で、同市のJRいわき駅前再開発ビル「ラトブ」に初めて期日前投票所を設置する。新たな有権者になる高校生をはじめ、若い世代の投票率向上につなげることが狙い。

 期日前投票所の開設時間についても、改正公選法で延長可能になったことを踏まえ、ラトブ内の商業フロア営業時間に合わせて午前10時~午後8時とする。

 ラトブは電車やバスなどの公共交通機関の結節点となるJRいわき駅前にあり、商業施設や総合図書館などが入居していることから高校生などの利用も多い。そのため市選管は、期日前投票所を設置することで若い世代の有権者の利便性向上が図られるとしている。開設は7月3~9日、ラトブ6階のフリービジネスブース。