漏えいタンク周辺から「高い濃度」検出 海側へ拡散の恐れ

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漏えいタンク周辺から「高い濃度」検出 海側へ拡散の恐れ

 東京電力福島第1原発の地上タンクから昨年8月に汚染水約300トンが漏れた影響で、付近に掘った観測用井戸の地下水からは高濃度の放射性物質が相次いで検出されている。

 漏えいタンクから北側約20メートルと最も近い場所に掘った井戸では、同11月に放射性ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり71万ベクレル、放射性トリチウム(三重水素)が同79万ベクレル検出された。その後の検出値も高い濃度で推移している。

 この井戸から東側(海側)に約40メートル離れた井戸2カ所でも過去にトリチウムが同5万ベクレル台と高い濃度で検出。汚染水が海側に向かって地中で拡散している可能性が高く、東電が汚染範囲を調べている。