県内高校生の進学率44% 8年連続で上昇

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 2009(平成21)年度の本県の大学・短大への進学率は44.1%で前年度より0.7ポイント増加し、過去最高を8年連続で更新したことが5日、県が発表した学校基本調査速報で分かった。全国平均54.3%との差は10.2ポイントで全国順位は前年度より上昇し37位となった。進学率は全国的に上昇傾向にあり、県教委は「生徒の進学に対する意識の向上が着実に図られている。雇用情勢の悪化による進学意識の高まりも一因」と分析している。

 高校進学率は98.2%で前年度比0.2ポイント増、全国平均を0.2ポイント上回り全国順位は27位。

 公立、私立合わせた県内の高校卒業者数は2万524人で、このうち四年制大学や短大などの進学者は9042人で前年度より264人増加した。男女別は男子が前年度比0.9ポイント増の4396人(42.4%)、女子は同0.3ポイント増の4646人(45.8%)になった。また、専修学校(専門課程)に進学したのは3999人で前年度より507人増加、同(一般課程)に入学は833人で同74人増えた。

 年々増加傾向にある進学率だが、全国平均も上昇、全国1位の京都府(67.0%)と比べると依然として大きな開きがある。

 また、県の調査で少子化傾向もあらためて浮き彫りとなった。5月1日現在の幼稚園児は3万26人(前年度比601人減)、小学生11万7668人(同1919人減)、中学生6万1866人(同1816人減)、高校生(通信制課程は除く)は6万1221人で同1157人減となり、小中学生は過去最低、高校生は20年連続で減少している。

 県教委は、進学意欲を高めるガイダンスや特定科目の強化推進など基礎学力向上の対策が生徒に浸透、進学意識の高まりとして見られるようになってきたとしている。