18歳選挙権の要点説明 安達高で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
クイズなどを通じて選挙に理解を深める生徒たち

 クイズで分かりやすく 

 二本松市の安達高は8日、同校で18歳選挙権などを学ぶ授業を行い、生徒が福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん事務局」の渡辺順事務局長から選挙のルールなどについて聞いた。

 同校で取り組む模擬選挙の一環として実施。2年生約200人が参加した。渡辺事務局長はインターネットを使った選挙活動がどこまで認められるかについてや、公職選挙法違反に触れる行為など分かりやすく説明。選挙クイズなどを通じて選挙の仕組みなども紹介した。

 渡辺事務局長は「選挙には多額の税金が使われている。税金を無駄にしないためにも慎重に投票先を選んでほしい」と話した。また、新聞などを活用して情報を取り入れることの大切さも強調した。

 同校では昨年も3年生を対象に同様の授業を行っている。

 実施校を随時受け付け 

 福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。

 講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。