心穏やかに写経体験 郡山・ビッグアイで「まなぶん講座」

 
般若心経を丁寧に写す参加者

 福島民友新聞社は4日、ビッグアイで「写経体験講座」を開き、参加者が心穏やかに写経に臨んだ。

 約35人が参加。「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」の一環として開いた。同市では初開催。福島市山口の曹洞宗安洞院の横山俊顕(しゅんけん)住職が講師を務めた。

 横山住職が「写経は自分の心と向き合いながら取り組むもの。一字一字が仏様と同じ。人と比べてはいけない」と写経への心構えを説明。祈りを込めて書くことの大切さや般若心経の教えについて解説した。

 参加者は般若心経を唱えて心を落ち着かせた後、筆ペンを使って一字一句丁寧に写していた。