教育に新聞どう生かす 磐城農高で「まなぶん・新聞ふれあい講座」

 
福島民友新聞に目を通す参加者

 福島民友新聞社の「ハローみんゆう教育応援プロジェクト まなぶん」は29日、いわき市の磐城農高で開かれた。同プロジェクト事務局の渡辺順事務局長が教育への新聞の生かし方などについて講演した。

 豊富な情報活用意義紹介

 同市内の高校の司書らでつくる「いわき地区高校司書研修会」の講習会の一環で開かれ、会員16人が参加。渡辺事務局長は「学校生活における主権者教育について」をテーマに、新聞を活用する意義などについて解説した。渡辺事務局長は参加者に福島民友新聞を配り、興味のある記事がいくつあるかを問い掛け、「新聞は、開けば発見が出てくる」と説明。主権者教育は「社会参加のための知識、情報、技術、習慣を身に付けること」とした上で、各分野の情報量が豊富な新聞を読むことの意義を語った。