象形文字「面白い」 古代エジプト美術館展、名前書き取り挑戦

 
古代エジプト文字で自分の名前などを書く子どもら

 いわき市立美術館で開催中の「古代エジプト美術館展」で15日、会期中イベントのワークショップが開かれ、子どもたちが古代エジプトの象形文字「ヒエログリフ」について学んだ。

 小中学生24人が参加。古代オリエント博物館(東京)の講師からヒエログリフの文字の成り立ちについて説明を受けたほか、ビンゴゲームを通じて意味を学んだ。

 子どもたちは書き取りにも挑戦し、古代エジプトの紙「パピルス」にヒエログリフで自分の名前や日付などを書いた。直井逞純(たくと)さん(12)=鹿島小6年=は「難しくて大変だったが、日本語との違いなどが面白かった」と笑顔で話した。

 企画展はいわき市立美術館と福島民友新聞社、福島中央テレビ、「古代エジプト美術館 渋谷」の主催。会期は8月20日までで、観覧料は一般1200円、高校・高専・大学生600円、小・中学生400円。時間は午前9時半~午後5時。7、8月の金曜日は午後8時まで。