収蔵品の迫力、その目で 古代エジプト美術館展あす閉幕

 
展示品を鑑賞する来場者=いわき市立美術館

 いわき市立美術館で開催中の「古代エジプト美術館展」は20日、閉幕する。最終盤を迎えた会場には、貴重な展示品の数々を見ようと多くの来場者が訪れている。

 企画展では、「古代エジプト美術館 渋谷」(東京)の収蔵品を紹介。ミイラやマスク、木棺、ツタンカーメンの指輪といった遺物をはじめ、当時の生活の様子が分かるつぼや化粧用の容器、装身具など約200点を展示している。杉浦友治館長は「現物の材質や迫力を自身の目でしっかりと受け止めてほしい」と来場を呼びかけた。

 企画展は、いわき市立美術館と福島民友新聞社、福島中央テレビ、「古代エジプト美術館 渋谷」の主催。観覧料は一般1200円、高校・高専・大学生600円、小・中学生400円。時間は午前9時半~午後5時。