ミイラ作りにウキウキ 古代エジプト美術館展、子ども向けイベント

 
(写真上)ミイラを埋葬するための儀式を体験する参加者(写真下)ミイラ作りを体験する参加者ら

 いわき市立美術館で開催中の「古代エジプト美術館展」で16日、会期中イベントの子ども向けワークショップ「ミイラ作りのひみつ」が開かれ、子どもたちがミイラについて学びを深めた。

 県内外の小中学生32人が参加。古代オリエント博物館(東京)の研究員と教育普及員が講師を務めた。

 子どもたちは古代エジプト人が死者の復活を願ってミイラを作ったことや、ミイラや埋葬にまつわる神々について解説を受けた後、人形を使ってミイラ作りを体験した。歴史好きという遠藤朝陽さん(8)=須賀川一小3年=は「知らないことがいっぱいあって、楽しかった」と笑顔で語った。

 企画展はいわき市立美術館と福島民友新聞社、福島中央テレビ、「古代エジプト美術館 渋谷」の主催。会期は8月20日までで、観覧料は一般1200円、高校・高専・大学生600円、小・中学生400円。時間は午前9時半~午後5時。7、8月の金曜日は午後8時まで。