雪室で4カ月間熟成...「雪中貯蔵酒」蔵出し 猪苗代の酒店販売へ

 
雪室から運び出される「雪中貯蔵酒」

 雪室で約4カ月間熟成させた日本酒「雪中貯蔵酒」の蔵出し作業が6日、猪苗代町の酒店「リカーショップうかわ」で行われた。7日から同店で販売される。

 室温が約2度、湿度が約90%に保たれた雪室で稲川酒造店(猪苗代町)の「特別純米無ろ過原酒」を熟成させた。3月に入れた日本酒のほか、昨年から貯蔵する同銘柄の「2年もの」と合わせて約1100本を蔵出しした。試飲した宇川定代表は「今年もおいしく仕上がった。まろやかで喉越しが良く、香りもいい」と話している。

 今年の貯蔵酒は720ミリリットル入り2220円で、「2年もの」は2460円。問い合わせはリカーショップうかわ(電話0242・65・2226)へ。