「よくかむ」 肥満や歯の病気を予防

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 最近、ある高野豆腐のメーカーが、あえてかみ応えを増した高野豆腐を発売しました。高野豆腐といえば軟らかくスポンジのような感触の食材ですが、この高野豆腐を実際に食べてみると、一般的な高野豆腐に比べて確かにかみ応えがあります。

 食品メーカーがこのように「かむ」ということに注目し、商品開発をしてくれることは大変うれしいことです。かみ応えのある食品は、意識しなくても自然にかむ回数が増えます。

 よくかむとダイエットの効果もあるということで、スタイルを気にする一部の女性たちの間では「よくかむダイエット」が流行なのだとか。そこで聞くのが「一口30回かむこと」なのですが、実際にやってみると軟らかい食材を30回かもうとすると、口の中から何もなくなってしまうような感じがして、かみ続けられません。

 現代人が一般的な食事で一口にかむ平均は10~20回です。したがって、よくかむためには少し工夫をするといいでしょう。料理にかみ応えのある食材を取り入れ、食材を切る際もやや大きめに切るようにします。そうすることでかむ回数は自然に増えます。

 よくかむことには、肥満予防だけでなく歯の病気を防いだり、全身の体力向上などの効果もあるので、ぜひ今晩の料理の食材に「かみ応え」を意識して選んでみましょう。

(県歯科医師会)