中核テナント2店出店見通し 来春開業、楢葉の復興拠点・商業施設

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 福島県楢葉町が北田地区の国道6号沿いに整備を進めている復興拠点「笑(えみ)ふるタウンならは」で、来春の開業を目指す公設民営の商業施設に、地元でスーパー「ブイチェーンネモト」を営むネモトとホームセンターのコメリが中核テナントとして出店する見通しとなった。

 共同店舗には7店が入居する見込み。震災前まで住民に親しまれていたベーカリー「アルジャーノン」をはじめ、飲食店の地域産物流通プランニングや押田、INP、カフェのワンオール、クリーニング店の光洋舎クリーニング、理容店の東京ミニが出店する。

 店舗面積は、スーパーが約1100平方メートル、ホームセンターが約1200平方メートル、共同店舗が全体で約980平方メートル。

 町は敷地の造成に入り、8月ごろに施設の建設工事を始める。

 町は管理・運営方法の検討や出店事業者との契約を進め、年内に商業施設設置条例を制定する方針。