新聞を読む意義解説 事実に向き合う力付く
いわき市のいわき秀英中は16日、同校で各分野の社会人を招いた授業を行った。福島民友新聞社まなぶん事務局の佐藤寿明販売局販売部次長が講師として参加し、新聞作りの工程や新聞を読むことの大切さについて生徒に伝えた。
授業は生徒の進路意識や課題解決能力の育成を図ろうと行われ、1、2年生が各講師の話に耳を傾けた。
佐藤部次長は、新聞が持つ役割や機能などを解説。「新聞社は職種のデパート」と紹介した上で、編集局や広告局、販売局など、それぞれの仕事内容を紹介した。新聞を読むことの大切さの根拠として「県内や国内、世界のニュースを知ることで、事実に向き合う力が身に付く」と説明。日々の生活で新聞を読むことを取り入れることを勧めた。また「新聞には社会人に必要な情報が詰まっている。正しい判断能力を身に付けるため役に立つ」などと話した。
実施校 随時受け付け 福島民友新聞社は教育現場と連携し、教育に新聞を活用するNIE活動を積極的に推進しています。この中では、本紙記者らが学校を訪れて「18歳選挙権」など時事問題から新聞のあれこれまでを解説する「新聞ふれあい講座 まなぶん」を設けており、実施校を随時受け付けています。
講座は無料。内容、時間は要望に応じます。学校向けのほか社会人、企業向けにも対応します。講座の申し込み、問い合わせは福島民友新聞社販売局「まなぶん事務局」(電話024・523・1462、平日午前10時~午後5時)へ。
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