「伝え、読み解く力つけて」 事実表現の大切さ解説
福島学院大は4日、福島市の同大駅前キャンパスで、新聞を活用して書く力や伝える力を高めるためのセミナーを開いた。福島民友新聞社の竹内真人編集局次長が新聞記事を実例に、分かりやすい文章を書くためのこつを説明した。
福祉学部福祉心理学科の2年生約40人が受講し、「ハローみんゆう教育応援プロジェクトまなぶん」の一環として開かれた。同大では1年生を対象にした同プロジェクトのセミナーも開かれている。
竹内次長は数字や具体的な事実で表現することの大切さについて解説。「分かりやすい文章とは優しく書いたり、単純に書いたりするのでなく、ポイントを押さえて書く文章」と語った。書く力を磨くには「文章に慣れないといけない。新聞をよく読んでほしい」とアドバイスし、「複雑なことを伝える力や読み解く力を身に付け、社会で活躍してほしい」と呼び掛けた。
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