福島県5選挙区に17人立候補 「衆院選」公示、22日・投開票

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 第48回衆院選は10日公示され、12日間の選挙戦が始まった。5年近くにわたる安倍政治が問われ、有権者の判断を受けた政権の枠組みが焦点となる。政権継続を狙う自民、公明両党に対し、希望の党と日本維新の会のほか、共産、立憲民主、社民各党の3極が対決する構図だ。県内5小選挙区には5党と無所属を合わせて前職8人、新人9人の計17人が立候補した。震災、原発事故から3度目の衆院選で、憲法や消費税、原発政策を巡り論戦が交わされる。投開票は22日。

 衆院選は2014年12月以来。与野党8党などから計1180人が立候補、465議席(小選挙区289、比例代表176)を争う。

 県内5小選挙区の候補者は前回より1人多い。内訳は自民が前職4人と新人1人、希望は前職2人と新人1人、共産は新人4人、社民は新人2人、維新は新人1人を擁立。民進党前職2人が無所属で立候補した。全国的には3極対決の様相だが、本県では連携する政党間で競合するなど、複数の選挙区で異なる構図となった。安倍晋三首相(自民党総裁)は福島市で第一声を上げた。希望の小池百合子代表(東京都知事)は11日に郡山市で街頭演説する。

 安倍首相は勝敗ラインを与党過半数(233議席)に設定。民進からの合流組を多く擁した希望は「安倍1強」体制の打破を掲げる。希望に加わらなかった枝野幸男元官房長官らが結成した立憲民主は共産とともに憲法9条改正に反対する。

 政権交代を目指す希望は過半数の候補者を擁立。小池氏は立候補しなかった。希望は維新と選挙協力を実施。共産は多くの候補者を取り下げ、立憲民主などとの競合を避けた。

 今回の衆院選では「1票の格差」是正のため計97選挙区で区割りが変更された。定数は10削減され、戦後最少。選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられてから初めての衆院選となった。

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