19歳投票率は27.96%、18歳・49.97% 衆院選・年代別分析
県選管は21日、10月22日に投開票が行われた第48回衆院選の年代別投票率を発表した。「18歳選挙権」に伴う10代の投票率は39.26%で、国政選挙で初めて18歳選挙権が導入された昨年7月の参院選を2.13ポイント下回った。18歳は49.97%で参院選より3.19ポイント高く、19歳は27.96%で参院選を7.84ポイント下回った。
県選管は、高校では主権者教育が行われている一方、19歳については大学進学などで県外に離れ、地元に戻って投票しなかったことなどが投票率低下の背景にあるとみている。
全体の投票率は56.69%で、2014(平成26)年12月の前回衆院選より4.18ポイント高くなった。年代別では20代以上の全ての年代で前回衆院選を上回った。70代の73.78%(前回比2.52ポイント増)が最も高く、20代の32.43%(同5.05ポイント増)が最も低かった。
市町村別の18歳の投票率は磐梯町の89.47%が最も高く、19歳は下郷町の70%が最高だった。
県選管は今回、10代の投票率向上に向け、高校や短大、大学、専門学校にパンフレットを配布したほか、テレビCMで啓発した。
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