「衆院選」22日・投開票 福島県選挙区、上積み目指す各陣営
第48回衆院選は22日に投票が行われ、即日開票される。県内5小選挙区には自民、希望、共産、維新、社民の5党と無所属を合わせて前職8人、新人9人の計17人が立候補し、舌戦を繰り広げている。最終盤を迎え、各陣営は投票率や無党派層の動向を注視しながら票の上積みを目指す。
安倍政治の是非、政権の枠組みが最大の争点だ。全国的には「自民、公明の与党」「希望と維新」「共産、立憲民主、社民」による3極対決の様相だが、本県は連携する政党間で競合する選挙区が複数あり、選挙区ごとの複雑な構図が情勢を流動的にしている面もある。
震災、原発事故から6年7カ月が経過する中、政府の復興施策に対する県民の評価、判断も注目される。
比例東北ブロック(定数13)には、県内5小選挙区の自民、希望、維新、社民の11候補が重複立候補。比例単独の本県関係では、希望元職、公明前職、共産新人、諸派新人の計4人が立候補している。
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