知りたい金融用語【金利スワップ】交換してリスク抑制

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 前に住宅ローンなどを例として変動金利について説明しましたが、金融の現場では、同一通貨間における変動金利と固定金利の金利部分のみを当事者間で交換する金融派生商品(デリバティブ)があります。これを一般的に「金利スワップ」と呼びます。
 金利スワップは、金利が変動することで、金利が上がったり下がったりするリスクを抑える(ヘッジする)目的で行われる取引の一つで、主に金融機関や企業などが行っています。

 企業が銀行からお金を借りたと想定します。変動金利で借りた場合、金利が上がると銀行への支払いが増えるというリスクがありますが、当該企業の変動金利と相手方の固定金利を交換(金利スワップ)することで金利が固定され、リスクを抑えられるというわけです。

 金利スワップの相手方企業は変動金利となりますが、金利が上がらなければ固定金利よりも低い金利に抑えられるメリットがあります。ただ、将来的に金利が上昇するか下がるかは分からないため、金利スワップの結果、どちらが得になるかは取引期間が終了するまで分かりません。

 (東邦銀行法人営業部)