知りたい金融用語【IPO】投資家の売買可能に

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 IPOは「Initial(最初の)Public(公開の)Offering(売り物)」の略語で、「新規株式公開」を意味します。具体的には企業が株式を証券取引所に上場し、投資家が誰でも売買できるようにすることです。

 上場企業は金融市場から広く資金を調達でき、知名度や社会的信用も得られることが期待されます。

 IPOまでには最低でも3年以上の期間が必要とされています。収益力の強化や中期経営計画の策定、経営情報の積極的な開示など社内体制を整備したり、証券会社と取引所の審査を経る必要があるからです。「主幹事」と呼ばれる証券会社のサポートで上場手続きを進めていきます。

 国内のIPO企業数は2015(平成27)年までに6年連続で増加しており、特にマザーズ市場で大幅に増えています。一方、東北地方からのIPOは非常に少なく、15年の本県のIPO件数はゼロでした。地方企業のIPOを促そうと、東邦銀行をはじめ地銀が支援に乗り出しています。

 (東邦銀行法人営業部)