第4次「安倍内閣」が発足 第98代首相に選出、全閣僚を再任
衆院選を受けた第195特別国会は1日召集され、安倍晋三首相(63)=自民党総裁=が衆参両院での首相指名選挙で第98代首相に選出された。首相は全閣僚を再任し、自民、公明両党の連立による第4次安倍内閣が発足した。
1日の衆参両院の本会議で実施された首相指名選挙で、安倍晋三首相は第98代首相に選出されたが、衆院では与党の議席数に1票足りなかった。参院では、与党の議席数を上回った。
衆院では自民、公明両党の議席を足した313票に届かず、312票だった。衆院事務局によると、自民党の渡辺孝一氏(比例北海道)が投票用紙に氏名を書き忘れたため、無効となった。
本県関係の衆院議員は、自民党の5議員が安倍晋三氏に投票した。希望の党の議員は、同党の両院議員総会の決定に基づき渡辺周氏に投票した。無所属の2議員は民進党籍を有しているため、民進党代表の大塚耕平氏に票を投じた。
参院の首相指名選挙は、自民党と公明党の2議員が安倍氏、民進党の議員が大塚氏に投票した。共産党の議員は党委員長の志位和夫氏に投票した。無所属の議員は白票を投じた。
- 18、19歳投票率「40.49%」 全国小選挙区、全体は53.68%
- 次期衆院選「民進党として擁立」 増子幹事長、政権奪取へ意欲
- 民進党・地方議員の立憲民主党入り「容認」 民進・増子幹事長
- 玄葉光一郎氏の代表辞任了承 民進党福島県連、後任は当面空席
- 19歳投票率は27.96%、18歳・49.97% 衆院選・年代別分析
- 希望の党・小池百合子氏が代表辞任 都政に専念、後任は玉木氏
- 吉田泉氏、国政引退の意向を示す 「出馬する立場ではない」
- 「希望の党」共同代表に玉木氏 大串氏に大差、小池路線を踏襲
- 3者協の枠組み維持、非自民で連携 連合福島と民進、社民県連
- 玄葉光一郎氏が「代表辞任」意向 民進福島県連組織見直し提言